2012年5月2日水曜日

2012年2月の俳句

外套(がいとう)の襟(えり)立てけさの執行官

 判決が出ても従わない場合には,やむなく強制執行をします。
建物の明渡しや財産の差押えには,裁判所の執行官が行きます。
時には相手方が出かける前の早朝に行う場合もあります。
そんな寒い朝,執行に向かう執行官は最後の法の守り手としての責任感からか,コートの襟を立てて毅然とした態度でした。

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