この度,ブログのシステム変更をしたため,過去の木村先生の俳句が消去されてしまうということなので,
まとめて,以下にアップいたしましたので,どうぞ心穏やかにお詠みいただければと思います。
今後とも,法曹界期待の俳人木村弁護士の詩をお楽しみください。
桜木町法律事務所 事務局
2012年5月2日水曜日
2011年12月の俳句
黄落や五十路の決断自己破産
街に銀杏の落ち葉が舞います。
風の強い日には一晩で全部散ってしまうこともあります。
相変わらず厳しい経済情勢にやむなく自己破産を決断する方も多いです。
50歳を過ぎての破産は,一からのやり直しが難しい年齢だけに悲痛です。
街に銀杏の落ち葉が舞います。
風の強い日には一晩で全部散ってしまうこともあります。
相変わらず厳しい経済情勢にやむなく自己破産を決断する方も多いです。
50歳を過ぎての破産は,一からのやり直しが難しい年齢だけに悲痛です。
2011年5月の俳句
春風や授産所のパン焼き上がり
授産所とは,知的障害者の施設のこと。知的障害者の仕事の中で
パン作りは粘土細工みたいなので人気があり,よく行われていると聞いたきとがあります。
接見の帰り,地下鉄の駅で知的障害者の人たちが,自分たちが一生懸命焼いたパンを売っていました。「パン焼けましたあ!」みんな,足を止めて買ってあげていました。日本人って優しいですね。
春風に焼き立てのパンの香りがするようで,気持ちのいい一日でした。
授産所とは,知的障害者の施設のこと。知的障害者の仕事の中で
パン作りは粘土細工みたいなので人気があり,よく行われていると聞いたきとがあります。
接見の帰り,地下鉄の駅で知的障害者の人たちが,自分たちが一生懸命焼いたパンを売っていました。「パン焼けましたあ!」みんな,足を止めて買ってあげていました。日本人って優しいですね。
春風に焼き立てのパンの香りがするようで,気持ちのいい一日でした。
2012年2月の俳句
外套(がいとう)の襟(えり)立てけさの執行官
判決が出ても従わない場合には,やむなく強制執行をします。
建物の明渡しや財産の差押えには,裁判所の執行官が行きます。
時には相手方が出かける前の早朝に行う場合もあります。
そんな寒い朝,執行に向かう執行官は最後の法の守り手としての責任感からか,コートの襟を立てて毅然とした態度でした。
判決が出ても従わない場合には,やむなく強制執行をします。
建物の明渡しや財産の差押えには,裁判所の執行官が行きます。
時には相手方が出かける前の早朝に行う場合もあります。
そんな寒い朝,執行に向かう執行官は最後の法の守り手としての責任感からか,コートの襟を立てて毅然とした態度でした。
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